『高齢者の理解』
高齢者のヨガクラスが増えているため
高齢者について幅広い知識が欲しいと思い
たまねっこ養成講座に参加しました。
そちらでは
「介護保険制度の理解」
「高齢者の主な疾病の理解」
「自分らしい地域活動のススメ」
という講義を受けてきました。
この講座を受けて感じたことを
私なりにまとめていきたいと思います。
1.フレイル
フレイルとは、加齢に伴い
心身や社会性等の面でダメージを受けた時に
回復できる力が低下し、健康な状態と
要介護状態の中間の段階にある状態です。
つまり
『歳を重ねることによりできないことが増え
外に出るのが億劫になり
脳への刺激も運動量も減って
介護が必要となる一歩手前の状態』
と私は理解しました。
要介護になる前に適切な取り組みを行えば
いきいきと若々しい状態が長続きします。
私は今、子育てをしていますが
自立を促す難しさを感じています。
出来るところまでは子ども自身で行い
最後の仕上げを私がしています。
出来ないこと全てを介護者がするのではなく
自分で行えることを増やそうとすることが
認知症予防に繋がると思いました。
2.役割の重要性
私は、親として、子どもとして
職業人として、目まぐるしい毎日を
送っています。
『役割』を与えられていることは
人と繋がっている、必要とされている
ということです。
今は「しなければならないこと」や
「したいこと」が沢山ありますが
だんだん『役割』が減っていきます。
高齢者に役割を持ってもらったり
高齢者を適度に頼ることは生きている実感を
持ってもらうことに繋がると思いました。
私は渋谷区サービス公社様からの依頼で
週に一度、シニアヨガを担当しています。
ヨガクラスへ参加することにより
決まった時間に外出することにもなるし
人と交流する機会にもなります。
そして、筋力の低下を防いだり
運動機能を維持する事が出来ます。
担当しているシニアヨガのクラスが
参加者にとって行きたいと思える場に
なるよう今後も努めていきたいと思います。